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例3

入力文:
彼はライバルを押さえて優勝した。
適合日本語文型パターン:
/y </tk $N1$ は> /tcfk $N2$ を /cf $V3$ (て|で) #4[/y $ADV5$] /f ($V6$.kako|$ND6$ をした) 。
(原文:それを聞いて大いに安心した。)
英語文型パターン:
<I|$N1$> be #4[$ADV5$] AJ($V6$|$ND6$) to $V3$^base $N2$.
(原文:I am much relieved to hear that.)
バインド値:
$N1$=彼,$N2$=ライバル,$V3$=押さえ,$V6$=優勝し(優勝する)
日本語文型パターンの動詞変数$V6$には「優勝し(優勝する)」が適合しているが, 英語文型パターンでは品詞変換関数AJ($V6$|$ND6$)が記述されている. そのため,「優勝し(優勝する)」を形容詞として訳出しなければならないが, 適切な形容詞が見つからないため,翻訳をすることが出来ないので評価Fとなる.



平成19年3月1日