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目次
英語文の全体的な構造の決定
英語文の全体的な構造は,英語パターンにより決まる.
英語パターンは,入力日本語文と適合した日本語パターンにより決まる.
入力日本語文が適合する日本語パターンは複数あり,パターンの選択をし
なければならない.パターンの選択問題については,[5],
[6]に解決方法が示されている.
例を表6に示す.具体的には,
``雨の中に立って彼を待った。''と入力すると,43個の日本語パターンと適合
する.日本語パターンにはそれぞれ対応する英語パターンがあり,英語文の全体的な構
造は,英語パターンにより決定できる.しかし,43個の英語パターンのうち,英文
生成に使用する英語パターンを使用する必要がある.パターン選択については,
[5]および[6]に示されているが,研究段階で一意に選択で
きないため,本研究では,人手にて選択を行う.``適合パターン1''を選択する
と,英語文の全体的な構造は,``<I|>
^ for ^ standing in .''と決定する.
表 6:
英語文の全体的な構造の決定の例
入力文 |
雨の中に立って彼を待った。 |
適合パターン1 |
< は>
の中に立って を 。 |
(選択) |
<I|> ^ for ^ standing in . |
適合パターン2 |
< は> の に (| をし) (て|で) を 。 |
|
<They|> ^ to (|)^ against . |
|
|
適合パターン43 |
< は> #2[ て] (| をした) 。 |
|
<She|> ^ <her|> (|). |
平成19年3月16日