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目次
ここで,対象辞書の文型パターン数の換算値
の換算方法が問題となる.
被覆率の評価パラメータに基づき換算
値を求めることにすると,「対象辞書の被覆率に至るには,基準辞書のパターン
数をどれだけにすれば良いか」
という換算ができる.
したがって,基準辞書の被覆率を文型パターン数
の関数
で表しておき,
対象辞書の被覆率を
として,
を満たす
を
を求める際に用い
る.さらに,一般に関数
は近似曲線であり,誤差を含む.そこで,基準辞
書の
を1にするために,
の計算において,実際の値である
を用
いるのではなく,基準辞書の被覆率を
として,
を満たす
を用い
ることにする.
したがって,近似曲線
で換算した文型パターン拡大率
は以下の式で求める.
![$\displaystyle η_c=c^{-1}(r)/c^{-1}(R)$](img45.png) |
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(2) |
(但し,
:基準辞書の被覆率,
:対象辞書の被覆率,
:近似曲線の
逆関数であり,被覆率に対する文型パターン数)
Subsections
平成17年3月23日