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表7に音素ラベリングの出力結果を示す。これは、「kimari」という
発話単語に音素ラベリングを行った場合の出力結果とハンドラベリングされた音
素境界位置を示しています。
Table 7:
出力結果とハンドラベルの音素境界位置
出力結果 |
ハンド
ラベルの音素境界位置 |
開始位置[ms] |
終了位置[ms] |
音素ラベル |
開始位置[ms] |
終了位置[ms] |
音素ラベル |
325 |
375 |
k |
327.5 |
382.5 |
k |
375 |
420 |
3i1 |
382.5 |
417.5 |
3i1 |
420 |
485 |
m |
417.5 |
482.5 |
m |
485 |
615 |
3a2 |
482.5 |
625 |
3a2 |
615 |
640 |
r |
625 |
635 |
r |
640 |
820 |
3i3 |
635 |
805 |
3i3 |
出力結果から各音素の音素境界位置がわかり、音素kの開始位置、終了位
置は325ms、375msとわかる。この出力結果とハンドラベリングされて求められ
ている音素境界位置を比較すると表8の結果が得られる。
この開始位置の差と終了位置の差より標準偏差を計算し実験の評価に用
いた。
Table 8:
音素境界位置の比較
開始位置の差[ms] |
終了位置の差[ms] |
音素ラベル |
-2.5 |
-7.5 |
k |
-7.5 |
2.5 |
3i1 |
2.5 |
2.5 |
m |
2.5 |
10 |
3a2 |
10 |
5 |
r |
5 |
15 |
3i3 |
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maeta tomohiro
2000-03-16