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パターン抽出の例

例4:日本語パターン2A「N1はN2と同じ程度FVする」 に対応する英語パターンを表1・2より検索する手順を以下に示す.
原言語のパターンに対応している 目的言語のパターンの総数を残存したパターン数とする. ここでは残存したパターン数は表1の英語パターンの総数, 21からはじまる.
手順1:2Aの意味ラベル=[同級]
手順2:2Aの付加的意味=ナシ
手順3:2Aの品詞列=[N1,N2,F,V]
手順4:意味ラベル[同級]に対応する英語同値パターン番号=1,2
(残存したパターン数21→4)
手順5:省略
手順6:手順4で出力された結果の中で,品詞列がN1,N2,F,Vの英語同値 パターン番号=2
(残存したパターン数4→1)

日本語パターン2Aに対応する同値パターン番 号は2で,対応パターンは2aが出力される.

例5:英語パターン6a「N1 is inferior to N2 in N3.」 に対応する日本語パターンをもとめる手順を以下に示す.ここでは残存したパター ン数は表1の日本語パターンの総数, 22からはじまる.
手順1:6aの意味ラベル=[比較]
手順2:6aの付加的意味=[否定]
手順3:6aの品詞列=N1,N2,N3
手順4:意味ラベル[比較]に対応する日本語同値パターン番号=5,6,7,8
(残存したパターン数22→11)
手順5:手順4で出力された結果の中で,付加的意味が「否定」の日本語同値 パターン番号=7(残存したパターン数11→2)
手順6:省略

英語パターン6aに対応する同値パターン番 号は7で,対応パターンは7Aと7Bの2つが抽出される.

例4,5より手順4ー6の各手順で残存したパターン数が減少し, 意味と品詞が対応している同値パターン群一つまでしぼりこまれていることがわ かる. しかし例5のように同値パターン群は,複数のパターンが対応している場合が多 く,原文に応じて一意に絞り込む手法が必要である.



2002-03-06