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本研究の目的

以上のことからパターンを利用した質の良い 翻訳を実現するためには,以下のことが期待される.

そこで本研究では,比較の文を例としてとりあげ,比較の代表的な意味, 付加的な意味,品詞の種類・数に着目して,1つの原言語のパターンに複数の目的 言語のパターンを対応づける仕組みを作成する. このような意味と品詞を対応づける仕組みについては, 5章で説明する.

また, 原文中のパターンに含まれない単語や原文中の変数に着目して, 原文に応じてパターンを一意に絞り込む手法を示す. この手法を6章で説明する.

本研究の全体の流れを以下の図4に示す.


  
Figure 4: 本研究の流れ
\includegraphics[height=8cm]{zu3.5.eps}




2002-03-06