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翻訳規則の評価実験

95年度毎日新聞記事より「の」「こと」「もの」「ところ」「わけ」「とき」を 含む801文を対象に次の3段階で評価する.ただし,「の」は交替現象の解析規則を 適用した後に翻訳規則を適用した.

 
○:正解
 
△:より良い翻訳方法があるが意味は通じる
 
×:不正解

尚,評価は翻訳家の方に依頼した. 依頼した形式は次に示す.




\fbox{
\parbox{150mm}{
ジュネーブに\underline{赴任したとき},配られたのがこの本�...
...}訳語 なし
\par \hspace{58mm}「もの」が英語表現として出ていなければマル}
\par }


上記のように,該当する個所に下線を引き,対象となる抽象名詞の訳語を下に記 載した.また,翻訳規則で訳語が存在しない場合は,訳語は「なし」とし,「抽象 名詞が英語表現として出ていない場合は正解」とする旨を記載した.

評価結果を表17に示す.ここで, 表17 中の[$\ast$]は評価が△であったものを表しており,[$\ast$]の前方の数値は○ と△を合わせた値である.また,数値の記載されていない欄は該当する表現が評 価データ中に存在しなかったことを示す.


 
 
Table 17: 抽象名詞の翻訳規則の評価結果
  の こと もの と ころ とき わけ
[0pt][0pt]カバー率 85.9% 86.1% 79.0% 86.8% 86.7% 90.6%
  (146/170) (161/187) (147/186) (158/182) (78/90) (87/96)
  語彙的意味 64% 65% 58% 53% 0% -%
正 を持つもの (7[0]/18) (20[4]/31) (31[16]/53) (57[26]/108) (0[0]/3) (0(0)/0)
解 文法的 補助動詞 -% 74% 95% 100% 100% 65%
率 意味を 的用法 (0[0]/0) (25[1]/34) (56[0]/59) (5[2]/5) (1[0]/1) (53[3]/82)
  もつも 非補助動 66% 71% 100% 78% 97% 67%
  の 詞的用法 (50[42]/76) (68[9]/96) (35[0]/35) (35[0]/45) (72[21]/74) (2[0]/3)


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Noboru KURUMAI
2001-03-20