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波形の接続単位

2.1節で述べたような 波形に対して信号処理を行なわずに単に接続する合成方法では, 同じ音韻でも発声環境によりさまざまな特徴を持った音声波形が 必要になる. そのため高品質な合成音声を得るためには 大規模なデータベースが必要になる. データベース規模を小さく抑えるためには 波形の接続単位は短い方が良いため, 既存の研究では接続の最小単位を音素としているものが多い [3],[5].

しかし本研究では以下の2点を考慮して, 波形接続の最小単位を音節とする.


Subsections

Jin'ichi Murakami 平成13年10月1日