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自由発話の音声データ

ここでは、冗長語の処理の有効性を自由発話の音声で調べた。自 由発話の定義は人によって異なるが、本論文では、話者がテキス トを見ないで発声した音声を自由発話と定義した。そして 以下に示すような方法で収録した音声データを実験に使用した。

  1. 朗読発声
    テキストを読みあげた音声データ。 冗長語や言い淀み・言い直しは無い。
  2. 疑似自由発話
    冗長語が書かれているテキストを読みあげた音声データ。冗長語を 除いて、「1 朗読発声」と発話内容は同一。言い淀み・言い直しは 無い。
  3. 自由発話
    話者はテキストを覚えて、その意図を理解し、自由に発話した音声 データ。発話内容は「1 朗読発声」と異なる。言い淀み・言い直し は無い。

なお、話者は一般人である。




Jin'ichi Murakami 平成13年10月4日