next up previous
次へ: 冗長語の処理 上へ: main1 戻る: text-open data における認識率

自由発話の文認識実験

従来の音声認識システムの多くは丁寧に発声された音声を入力対象 にしている。しかし、人間同士のコミュニケーションでは、「あのー」 「えーと」などに代表される冗長語や、言い淀みや言い誤りおよび 言い直しなどが頻繁に出現する。このような音声でも認識できる、 いわゆる自由発話の音声認識が、今後の重要な研究課題になると思 われる。自由発話に特有な言語現象のなかで、 冗長語は対話文の約5割に出現する[5]。したがって冗長語を含む音声 の認識が、自由発話音声認識の第一歩と考えられる。 ここでは、冗長語を含む音声でも誤認識を起こしにくいアルゴリズムを考え た。




Subsections

Jin'ichi Murakami 平成13年10月4日