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信号信号系列をergodic HMMによって複数のカテゴリに分類しても、
各カテゴリーがどの話者に対応しているのかは同定できない。すな
わち、求まる系列はカテゴリーの番号であり、番号と話者の対応に
は 個の組み合せが存在する。そのため以下の式で識別率を算
出した。
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(1) |
ここで、
はクラスター番号を与える写像、
の任意の置換、各ブロックの正解カテゴリー
番号、値が一致した時のみ 1、それ以外は 0 である関数である。
ここでは、各カテゴリー番号をで置換し、 通りの置
換について正解率を算出しその中の最大値を識別率とした。なお、
話者が4人の場合では 通りの組み合せがある。平均識別率
は各試行の識別率の10試行分を平均して算出される。
の算出はフレーム単位で行なわれる。 なお、が大きくなる時
の算出に多大の計算量を要するため、分岐限定法などの組み合
せ最適化法による高速化が必要である。
Jin'ichi Murakami
平成13年10月4日