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音響尤度と言語の連鎖確率の結合値$\alpha $

ここでは音響尤度と言語の連鎖確率の結合値$\alpha $を変化させたときの文認 識率の変化を研究した。他の実験条件は表 4.5  と同一である。この結果を図 4.12 に 示す。この図において横軸は結合値$\alpha $で、この値が大きいほど言語尤度 の重みが音響尤度と比較して増加することを意味している。縦軸は文認識率で ある。

図 4.12: 音響尤度と言語の連鎖確率の結合値を変えたときの認識 性能の変化
\begin{figure}\begin{center}
\fbox{\epsfile{file=FIGURE/figure7.2.ps,width=100mm}}{\hspace{10cm} 文認識率(\%)}
\end{center}\end{figure}

この実験から音響尤度と言語の連鎖確率の結合値$\alpha $が16のとき最も高い 文認識率が得られた。



Jin'ichi Murakami 平成13年1月5日