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Viterbi サーチにおけるN-bestサーチ

通常Viterbiサーチ(one-pass DP)では、尤度が最大の1つの候補しか出力できない。 しかし、最大累積尤度(グリッド) $G_t(w_0,i)$をN個用意することにより、1回のforwardサーチでN-bestの 単語列が出力できる[2]。図 2.10 に、単語bigramを使 用したときの例を示した。この図では語彙は(A,B,C,D)の4単語とし、 4-best の場合を示している。

図 2.10: N-bestの計算方法
\begin{figure}\begin{center}
\fbox{\epsfile{file=FIGURE/figure4.3.ps,width=80mm}}\end{center}\end{figure}



Jin'ichi Murakami 平成13年1月5日