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近接したフレームにおける言語モデルの類似性の利用

音声認識アルゴリズムにおいて単語と単語の境界の尤度計算するとき、言語 モデルを使用した場合、パーザーを動かして単語仮説を生成させる必要が ある。しかし、フレーム同期型のアルゴリズムでは、直前のフレームにおい て生成された文仮説候補は、現在のフレームの文仮説候補になる可能性が高 い。この特徴を利用して、前フレームにおいて計算済みの単語仮説の確率値 を再利用するようにすれば、フレームごとに単語仮説を計算する必要がない ため、大幅に計算量が削減できる。なお、この方法は文献 [26]においても紹介されている。



Jin'ichi Murakami 平成13年1月5日