出力結果(失敗例)

本実験の未知語の定義は,入力文にあって対訳学習文にない単語である. しかし,以下は別の問題が発生していると考えられる出力例である.

Table 7.2.1: 失敗例
入力文 スウィンバーン は よく 頭韻 法 を 用い て いる 。
参照文 Swinburne often alliterates .
対訳 出力結果
ベースライン The primroses are doing a good polish .
単語 The Swinburne is a working law .
Swinburne is well used
Swinburne is a well user used .


出力結果には学習した未知語は全ての手法で出力されている. しかし,入力文と出力文を比べた際に,「頭韻 法」が上手く訳されていない. これは希少語と言われる問題だと考えられる. 希少語とは対訳学習文内でほとんど出てこない単語である.

今回は未知語の学習を対訳1つのみで行ったが,2つ,3つと追加する対訳を増やすことで,改善が図れる可能性がある.