未知語の出力

4.5より, 日本語の単語を含む出力は従来手法では, 44文であった. 提案手法では11文となった. このため出力文中での日本語単語の数は削減されたことが確認できる.

提案手法で日本語単語が出力された原因を考察する. 今回の実験では従来手法でも変換テーブルを作成し, それを追加している. そのため提案手法で作成した未知語出力用変換テーブルよりも従来手法で作成した未知語出力用変換テーブルの方が適用確率が高い場合, 出力文中に日本語単語が出力される. 従来手法でのテーブル作成を行わなければ, 出力文中に原言語は出現されなくなるがカバー率が低下すると考えられる.