第8.4.1項において対訳学習文中における頻度が1以上10以下となる単語を含む入力文を低頻度語を含む入力文として評価した.これに対して,低頻度語を含まない文として
対訳学習文中における頻度が11以上となる単語のみを含む入力文とする.ただし,このうち対訳学習文中に出現しない単語を含む文は除外する.このような文は1,000文中524文存在した.
これら524文における自動評価結果を表8.7に示す.
Table 8.7:
低頻度語を含まない入力文に対する出力文の自動評価結果
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表8.7の結果より,ベースラインと提案手法において,低頻度語を含まない文における翻訳精度にはほとんど差がないことがわかる.
s142006
2018-03-06