頻度1〜10の単語を含む入力文

入力文中に低頻度語が含まれる場合の,提案手法およびベースラインの翻訳精度について調べた. ``低頻度''とすべき頻度を定義することは困難であるが, ここでは低頻度語を含む入力文として, 対訳学習文中における頻度が1以上10以下となる単語を含む入力文とする.ただし,このうち対訳学習文中に出現しない単語を含む文は除外する.このような文は1,000文中392文存在した. これら392文における自動評価結果を表8.6に示す.


Table 8.6: 低頻度語を含む入力文に対する出力文の自動評価結果


8.6の結果より,ベースラインと比較して,低頻度語を含む文の翻訳精度向上に提案手法が有効であることがわかる.


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