計算量への影響

本研究の提案手法において用いている対訳学習文中の単語を特殊記号に置き換える手法は,従来のNMTにおいて計算量削減の目的で提案されている[4][1][5]. これに関して,頻度1単語をunk$>$に置換する処理による計算時間への影響を調査した. 提案手法とベースラインのモデル学習時の計算時間の違いを比較する. 比較結果を表7.3に示す.


Table 7.3: 学習時の計算時間の比較


7.3より,提案手法では頻度1単語を特殊記号に置換し,学習の語彙数を制限したために計算時間が大きく減少していることが確認できる.



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