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利用する対訳文の誤り


Table 6.17: TDSMTの誤り例(対訳文の選択の誤り)
119#119


6.17により,たくさんの誤りの原因が考えられる.一つは翻訳に利用した対訳文が不適切である.入力文は主語が存在するが,翻訳に利用した対訳文では主語が省略されている.このような場合,変換により翻訳文を導くのは困難である.具体的には,変換テーブル1を利用して,入力文の主語である「わたし」と対訳文の目的語である「彼女」が変換されている.このため,出力文で不適切な位置に「my」という単語が出力されてしまった.

翻訳確率(言語モデル+変換テーブルの適用確率)の順位で4位までを解析しても,表6.17に示す対訳文以外の対訳文を利用する出力候補文は存在しなかった.



Hiroto Yasuba 2019-05-08