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目次
評価方法
単語ネットワークを構築した際に得られるノードの内,第2階層と第3階層に出現する登場人物や事柄のノードが小説の内容を把握するために役立つかを評価する.第2階層と第3階層に出現するノードのいずれかの2つのみからなるノード対について,リンク情報を3.2節の手法により抽出する.抽出されたリンク情報を用いて,役立つかの判断を人手で行う.判断に用いるリンク情報の文は,3.2節の優先度の式3.2で順位付けされた文のうち,上位5文とする.リンク情報が以下の3種類の項目のいずれかについて記載されていた場合,役立つと判断する.判断理由1については2種類のパターンを用いて,役立つかを判断する.
- 登場人物の特徴の説明
- (a).)
- ノードAを登場人物としたとき,ノードBがノードAの特徴を示す場合
- (b).)
- ノードAを登場人物としたとき,ノードBはノードAの特徴を示さないが,リンク情報より特徴が得られた場合
- 2人の登場人物の関係性
- 物語における有益な内容
1つの単語ネットワークで5つ以上有益なノード対を獲得できた場合,単語ネットワークが内容把握として有効であるとする.
s112054
2017-03-03