また,多義語6単語で合計12回の実験を行ったが,12回の実験中10回は正しく手法選択することができた.
SemEval2の学習データ数を言い換えによって増えたデータ数のX倍(1/10,1/5,1/2,
1,2,5,10) のデータ数に変更する実験では,「手法 2:SemEval2 と言い換えによって増えたデー タを用いる手法」は,SemEval2 の学習データ数が増えるにつれて性能が向上する傾向がみられた.
動詞の実験では,「手法1:SemEval2の学習データのみを利用する手法」の正解率0.913に対して,「手法2:SemEval2の学習データ+言い換えによって増えた学習データを利用する手法」の正解率0.893となり,正解率が低下した.
形容詞の実験では,「手法1:SemEval2の学習データのみを利用する手法」の正解率が0.90に対して,「手法2:SemEval2の学習データ+言い換えによって増えた学習データを利用する手法」の正解率が0.92となり,正解率はほぼ変わらなかった.