next up previous contents
Next: 考察 Up: 形容詞の多義語での実験結果 Previous: 形容詞の多義語での実験結果   目次

形容詞の実験に使用したデータ

「強い」という多義語で実験を行った.機械学習手法として最大エントロピー法を用いた. 表5.28から表5.30に「強い」についての「SemEval2のテストデータ数」「SemEval2の学習データ数」「言い換えによって増えた文数」を示す.「強い」には,辞典に基づく語義が2つある.


  • SemEval2のテストデータ(形容詞)
  • SemEval2の学習データ(形容詞)
  • 表 5.28: SemEval2のテストデータ(形容詞)


    語義 データ数
    語義1 激しい:46
    語義2 頑丈だ:4
    合計 50

    表 5.29: SemEval2の学習データ(形容詞)


    語義 データ数
    語義1 激しい:45
    語義2 頑丈だ:5
    合計 50

     




    表 5.30: 言い換えによって増えたデータ(形容詞)
    語義 文数
    語義1 激しい:702
    語義2 頑丈だ:78
    合計 780

    5.28から表5.30のデータを用いた実験の結果を表5.31に示す.


    表 5.31: 利用する学習データとその正解率(形容詞)


    46#46


    5.31より,「手法1:SemEval2の学習データのみを利用する手法」の正解率が0.90に対して,「手法2:SemEval2の学習データ+言い換えによって増えた学習データを利用する手法」の正解率が0.92となり,正解率はほぼ変わらなかった.


    next up previous contents
    Next: 考察 Up: 形容詞の多義語での実験結果 Previous: 形容詞の多義語での実験結果   目次
    Yuma Toda 2018-02-27