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「強い」という多義語で実験を行った.機械学習手法として最大エントロピー法を用いた. 表5.28から表5.30に「強い」についての「SemEval2のテストデータ数」「SemEval2の学習データ数」「言い換えによって増えた文数」を示す.「強い」には,辞典に基づく語義が2つある.
表 5.30:
言い換えによって増えたデータ(形容詞)
語義 |
文数 |
語義1 |
激しい:702 |
語義2 |
頑丈だ:78 |
合計 |
780 |
表5.28から表5.30のデータを用いた実験の結果を表5.31に示す.
表 5.31:
利用する学習データとその正解率(形容詞)
|
表5.31より,「手法1:SemEval2の学習データのみを利用する手法」の正解率が0.90に対して,「手法2:SemEval2の学習データ+言い換えによって増えた学習データを利用する手法」の正解率が0.92となり,正解率はほぼ変わらなかった.
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Yuma Toda
2018-02-27