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人手による論文修正:結果

人手でレベル4以下の論文をレベル5の論文になるように修正した. 記載必要項目「問題点」のレベル1の論文は文章から問題点を予測するのが困難であったため, 今回は修正していない. 修正で得られた修正文を表5.4と表5.5に示す. 表5.4の「////」の部分には元々の論文に書かれていた文字列(差分ではない文字列)が入る.




表 5.4: 記載必要項目「問題点」についての修正文(16文)
文番号 修正文
文1 という問題点
文2 その結果,上位下位の関係も漠然としたものになってしまうという問題が発生する.
文3 という問題がある
文4 そのような有効性に基づいて、
文5 しかし,////という問題がある
文6 の問題点として////という点が挙げられる
文7 という問題がある
文8 おり,操作性の面で問題があった
文9 増加によって////出回るという問題が発生する.そのため////高まってき
文10 という問題がある
文11 ないという問題があっ
文12 が////という問題があり
文13 そのような背景から////と考えられる
文14 という問題が発生する
文15 問題点////の問題点////挙げ
文16 という問題がある




表 5.5: 記載必要項目「目的」についての修正文(26文)
文番号 修正文
文1 既存の類似尺度よりも良い精度を示す尺度を発見を目的として
文2 国語辞典から情報の獲得を目的として
文3 の問題点の解消を目的として2つのアプローチ
文4 日本語の変化を調査するために
文5 メカニズムの解明を目的としてウイグル語の
文6 言語構成の解明を目的として
文7 英語によるプレゼンテーションを支援するシステム開発を目的として
文8 を目的として
文9 本研究では,そのようなコストの問題を解消するために日英特許データベースからシソーラスを自動的に構築する手法を提案する.
文10 本稿では、そのようなコストの問題を解消するために特許データベースと特許検索履歴からシソーラスを自動的に構築する手法を提案する。
文11 本研究では,辞書見出し語の決定を目的として対訳表現の抽出手法を提案する.
文12 獲得を目的として言い換えの
文13 知的生産能力を持った人物の育成を目的として
文14 本稿では、生放送番組への字幕付与を目的として
文15 この課題に対して
文16 誰でも容易にWeb情報を選り分けられる社会を目指し,
文17 マイクロブログサービスの利便性の向上を目的として
文18 ユーザをカテゴリごとに分けるため
文19 そのような問題を解消するための
文20 展開語リストを仮定しない略語展開を目的として
文21 プレゼンテーション発表支援を目的として
文22 同義語関係の把握を目的として
文23 外国語話者を対象とした日本語ニュースの平易化を目的として
文24 大量の言い換え知識獲得を目的として
文25 そこで本研究では,医療文書中に出現する略語の完全語を特定を目的とし,大規模コーパスを用いて略語の復元を行う.
文26 日本人と外国人の両方が理解しやすい日本語ニュースの作成を目的として

記載必要項目「問題点」のレベル1の論文以外の各レベルの修正例の一部を図4.11から図4.17に示す. 修正例の下線部は追加した部分を意味しており, [[二重括弧]]は削除した部分を意味している.

図 5.11: 「目的」についてレベル4からレベル5に修正した論文の一部
55#55

図 5.12: 「目的」についてレベル3からレベル5に修正した論文の一部
56#56

図 5.13: 「目的」についてレベル2からレベル5に修正した論文の一部
57#57

図 5.14: 「目的」についてレベル1からレベル5に修正した論文の一部
58#58

図 5.15: 「問題点」についてレベル4からレベル5に修正した論文の一部
59#59

図 5.16: 「問題点」についてレベル3からレベル5に修正した論文の一部
60#60

図 5.17: 「問題点」についてレベル2からレベル5に修正した論文の一部
61#61


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2017-02-24