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パラメータのチューニング

mosesのパラメータはいくつかのパラメータを設定することができる.パラメータの最適化としてMERT(Minimum Error Rate Training)[12]という手法を用いる.MERTはディベロップメント文と呼ばれるデータを用いて試し翻訳をし,各文に対して上位100文程度の翻訳候補のなかで重みを変え,各文について上位にくるようにパラメータを調整する.本研究ではディベロップメント文に1,000文使用する. また, mosesの設定ファイル``moses.ini''の``distortion-limit''の値を``$-1$''に変更する. distortion-limitはフレーズの並び替えを制限する値である.$-1$にすることで,無制限とする. 本研究では3種類のコーパスを扱うので,実験条件を揃えるために,各コーパスの実験ごとに同じパラメータを使う.これを各実験のベースラインにも適応するため,それらのベースラインの出力結果は異なることがある.



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s102025 平成27年3月9日