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目次
Model1において,アライメントの確率は英語文の長さlのみに依存する.そこで,Model2では,k単語目のアライメント,日本語文の長さmにも依存するとし,以下のように示す.
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(2.11) |
これより,(2.6)式は以下の式のようになる.
Model2において,対訳文中の英単語と日本語単語が対応付けされる回数の期待値
と,日本語単語の位置と英単語の位置が対応付けられる回数の期待値
が存在する.これらは以下の式で求められる.
なお,Model2は,EMアルゴリズムで計算した場合,複数の極大値を持ち,最適解を獲得できない場合がある.しかし,Model1は,Model2において,
となる特殊な状態であり,最適解を求めることができる.このため,Model2で最適解を求めるとき,Model1を用いる.
s102025
平成27年3月9日