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1文からの機械的な場所と存在物の解析

1文からの場所と存在物の解析は,図2.1のようなパターンを用いて,機械的に解析が行える.意味属性制約は,パターン内の変数がとる名詞の範囲である.
図: 用言パターンの例
\begin{figure}\begin{center}
\begin{tabular}{l} \hline
(1) 用言パターン:$N1$で..
...。ーユフ」ツータュタゥフ鵝й$N1$(具体物)] \\ \hline
\end{tabular}
\end{center}\end{figure}

例えば,「門司でフク丼を食べる。」という入力文の場合,2つのパターン「$N1$で食べる」,「$N1$を食べる」のそれぞれと適合する.1つ目のパターンで場所「門司」を,2つ目のパターンで存在物「フク丼」を獲得できる.これにより,機械的に「門司にフク丼が存在する」ことが解析できる.


平成25年3月21日