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問題設定

2文からの場所と存在物の解析は,機械的に行えない.例えば,「門司に行った。フク丼を食べた。」という入力文の場合,パターンを用いると単文の場合と同様に,1文目からは場所「門司」が,2文目からは存在物「フク丼」が獲得できる.しかし,機械的に「門司にフク丼が存在する」ことを解析するには至らない.

そこで,本研究では,2文に分けて情報を述べたブログ文からパターンの対を半自動で獲得し,パターン辞書を構築する.パターン辞書を利用することで,機械的に2文から情報を解析できるように改良する.


平成25年3月21日