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2文からの人手による場所と存在物の解析

1文からの場所と存在物の解析と同様の方法に加え,話の流れを推測することで,2文から場所と存在物を認識できる.例えば,「門司までドライブに行ってきました。フク丼を食べてきました。」という2文からは,それぞれ場所「門司」と存在物「フク丼」が解析できる.2文の格情報,および,「行く」と「食べる」という動詞の繋がりから,「行った先」で「食べた」ことを推測し,「行った先」に「食べた物」が存在すると認識する.つまり,「門司でフク丼を食べた」ことを推測し,「門司」に「フク丼」が存在することを認識する.この方法で「門司にフク丼が存在する」という情報が解析できる.

逆に,「フク丼を食べてきました。その後、香住に行きました。」という2文からは,それぞれ存在物「フク丼」と場所「香住」が解析できる.しかし,2文の格情報,および,「食べる」と「行く」という動詞の繋がりからは,「香住にフク丼が存在する」ことは解析できない.


平成25年3月21日