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表層格と深層格との組み合わせにより動詞の持つ意味が異なり,他の動詞との関係が変わる.この組み合わせによる関係を辞書にしたものが動詞項構造シソーラスである.
竹内ら[2]はこの辞書の構築方針として以下を述べている.
- 語義を仮定して,語義ごとに表層格を整理して例文を記述する
- 動詞の内部の意味構造を分解して(語彙概念構造)詳細化した関係で結びつける
- 深層格のレベルで多重に動詞の意味を分類して関係づける
- 属性と属性値で整理することでこれからも漸進的に詳細可能にする
ここで,図に動詞項構造シソーラスの抜粋例を示す.
図:
動詞項構造シソーラス(一部抜粋)
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平成23年3月21日