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関連研究

竹内ら[2]は,項構造レベルでの意味の包含関係を辞書として構築することができれば,言い換えだけでなくある行動や動作が他のどういった事態を引き起こすかといった推論の基礎データを提供できると考えた.

そこで,竹内らは動詞の項構造レベルの意味を分析する手法として語彙概念構造(LCS)の持つ包含関係に着目し,より細分化した分類体系を構築することで動詞項構造の語義を多元的に記述する動詞項構造シソーラスを提案した.結果として,動詞4425語(7473語義)に対してシソーラスを構築した.なお,シソーラス(Thesaurus)とは,単語の上位/下位関係,部分/全体関係,同義関係,類義関係などによって単語を分類し,体系づけた辞書である.


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root 平成23年3月21日