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先行研究手法:1

助詞「は・が・に・へ・で・を」(以下対象の助詞)の直前に出現する名詞の統計情報を利用し,$X$に入る助詞はどちらであるかを推定する. 具体的には, 現在解いている箇所の直前の単語を$A$とするとき, 学習データにおいて$A$の後により高い頻度で出現する助詞を 求め、それを現在解いている箇所の助詞とする. 例えば,「は・が」の分類において,$X$の直前に「今」という名詞が出現しており, 学習データにおいて「今」が出現した場合に 副助詞「は」を使う確率が格助詞「が」を使う確率よりも大きいのであれば, $X$に入る助詞は「は」であると推定する.

平成25年2月12日