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目次
モデル1において,アライメントの確率は英語文の長さ
にのみ依存する.
そこでモデル2では,英語文の長さ
に加え,
単語目のアライメント
,
日本語文の長さ
に依存するとし,以下の式で表す.
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(2.12) |
よって,モデル1の式2.6は以下のように置き換えられる.
モデル2において,対訳文中の英単語
と日単語
が対応付けされる回数の期待値である
と,日単語の位置
と英単語の位置
が対応付けられる回数の期待値
が存在する.以下に,期待値
と
を求める式を示す.
モデル2においても,最適解を推定するためにEMアルゴリズムを用いる.しかし,計算によって複数の極大値が算出され,最適解が
獲得できない場合が存在する.モデル2の特殊な場合に,
が挙げられるが,これはモデル1として考えることができる.また,最適解が保証されているモデル1で求められた値を初期値として用いることで,最適解を求めることができる.
平成25年2月12日