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式(3)は以下の式に置き換えられる.
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(4) |
は日本語文の文長を示す.また,は日本語文の1単語目から-1単語目までの
アライメントである.そしては日本語文の1番目から-1番目までの単語を示す.
ここで,Model1では以下を仮定している.
以上の仮定を用いて,式(4)は簡略化することができる.以下に式を示す.
model1において,翻訳確率の初期値が0でない場合には,
EMアルゴリズムを用いて最適解を推定する.EMアルゴリズムの手順を以下に示す.
- 手順1
- に初期値を設定する
- 手順2
- 日本語と英語の対訳文(,)(
)において,日単語と英単語が対応付けられる回数の期待値を求める.
ここで
は日本語文において日単語が出現する回数を表す.そして
は英語文において英単語が出現する回数を表す.
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(8) |
- 手順3
- 英語文において,1回以上出現する英単語に対して,翻訳確率を計算する.
- 手順4
- が収束するまで,手順2と手順3を繰り返す
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平成23年3月3日