(正解の情緒が2つある例)
入力文:太郎が孤独になる
情緒主と関連事物との関係:特になし
正解の情緒が2つの場合に対し,2通りの評価を行った.
(1)の場合,今回の方式である・に分類される情緒原因を持つ用言(結合価パターン)に対し, 対称な情緒属性を追加をした上での判断条件使用時の一致率は71%(=91/128)であった.
一方(2)の場合の一致率は55%(=70/128)であった.
いずれの場合も,正解データの作成者5名が推定した情緒それぞれを正解データとした場合の今回の方式の一致率53%(=338/640)よりも増加した. 以上から,今回の方式の出力は多数決に近いものであることが確認できた.