0 一方,・に分類される情緒原因を持つ用言(結合価パターン)に対し, 対称な情緒属性を追加をした場合, 39セットの情緒属性が追加された. そのうち,判断条件使用時に出力されたものは8セットであり, 9分類系において,6セットにより,一致件数が増加した.
〈一致件数の増加率〉を,〈一致した情緒属性セット数〉/〈追加した情緒属性セット数〉で求める. ・・に分類される情緒原因を持つ用言(結合価パターン)に対し, 対称な情緒属性を追加をした場合, 一致件数の増加率は0%(=0/25)である. 一方,・に分類される情緒原因を持つ用言(結合価パターン)に対し, 対称な情緒属性を追加をした場合, 一致件数の増加率は15%(=6/39)である.
以上の結果からも,辞書の拡張の妥当性が確認できた.