文型パターンにおいて,語順と位置の変更が可能な要素を指定する記号がある. 「順序任意要素指定記号」は,格要素などの要素をグループ化し,順序を任意化 している.「位置変更可能記号」は,副詞などの変更可能な位置を指定している. 表2.12にそれらの記号の書式を示す.また,表2.13に「任意変更可能記号」があ る文型パターンを示す.
表2.13において,「$1」で示されている「は」は,ほかの「$1」 の場所に移動してもよい.