文型パターンにおける,要素選択型の記号は,表記と表現の揺らぎを指定するも
のである.日英パターンにおいて,互いに影響しない「要素選択記号」と,互いに対応
関係のある言い換え表現を指定する「対応型要素選択記号」がある.表
2.6にその記号の書式を示す.また,表2.7に「対応型要素選択記号」がある文
型パターン対の例を示す.
表2.7において,日本語パターンの「
」の部分は,「」
の時制が,「現在」,または,「過去」のどちらかに対応できる.また,それら
の時制に応じて,英語パターン側で「
」,または,
「」が使用される.