next up previous contents
次へ: 作成方法 上へ: 格要素パターン辞書の作成 戻る: パターンと辞書の名称   目次


扱う格助詞と前置詞

今回使用する日本語格助詞は,[9]より,「が」を除く「を,に,と, で,へ,まで,より,から」とする.また,これらを含み,格助詞と同じような働 きをする語句を格助詞相当句とする.格助詞相当句については,格要素パターン 抽出時に作られるので,あらかじめ準備はしない. 一方,英語前置詞に関しては,一般的な前置詞90件,および,その相当句45件を 使用する.ただし「between $N1$ and $N2$」のような変数と字面が交互に出現 するような複雑なパターンをもつ前置詞は除いている.また,これらは,付録 Aに記載する.
格助詞と前置詞のパターンの関係を図1に示す.点線で囲まれた部分は今回使用 する知識であり,囲まれていない格助詞相当句は,抽出時に作られることを示し ている.
図 3.1: 格助詞と前置詞の関係
\includegraphics[width=100mm]{jozen3.eps}


平成22年2月11日