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改良の効果

6.1の変換規則を使用し実験を行った結果,入力文57文に対し,49文 を正しく能動文に復元することができ,カバー率は86%(49文/57文)に向上した. この結果,受動パターンの助詞が不足しているという問題が15件から3件へと減 少し,受動パターンの助詞不足が改善された.


表 6.2: 改良後の変換失敗の内訳
分類 原因 頻度
1 形態素解析の誤り 1
2 受動パターンの助詞が不足 3
3 格要素の意味属性制約 3
4 格要素の個数に変化 1




平成22年2月11日