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残された課題

共起頻度に基づく収集は,網羅性が高いが, Negative傾向の名詞に対する評価極性の信頼性確保が課題として残った. これには多くの2つ組の収集を行いながら対策を考える必要がある. 一方,その点,因果表現文からの収集には, 因果という文法的な後ろ盾がある. 未使用の接続表現が多く残されているので, その使用により規模拡大の余地がある. ゆえに,2種類の収集方法を効果的に用いることを今後も試みる必要がある.



平成24年3月20日