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目次
人手で作成された翻訳対をプログラムで自動作成したフレーズテーブルに追加する
ためには,翻訳対に翻訳確率を付与する必要がある.翻訳確率は,プログラムで
自動作成したフレーズテーブルの翻訳確率を付与する.しかし,フレーズテーブ
ルを作成するときにパラメータgrow-diag-finalを用いると,長いフレーズ対は
短いフレーズ対に分割されるため,長い翻訳対に確率値を与えることが出来ない.
そこで,翻訳確率を与えるためのフレーズテーブルは,
総当たりの対応をとることが出来るパラメータintersectionを用いて作成する.
対訳文,
=4cm
年 が 明け たら 成人 に なる 。 |
i will come of age afterthe new year begins . |
に対してgrow-diag-finalで作成したフレーズテーブルを表4.1に,intersectionを用い
て作成したフレーズテーブルの例を表4.2に示す.
表 4.1:
grow-diag-finalで作成したフレーズテーブルの例(全12フレーズ)
=0.6cm
|
表 4.2:
intersectionで作成したフレーズテーブルの例 (全185フレーズから一部抜粋)
=0.6cm
|
総当たりの対応を取るパラメータintersectionで作成したフレーズテーブルの方
が,カバー率が高く長めのフレーズを多く含むことが分かる.
平成21年3月17日