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情緒推定

パターン照合結果と情緒属性データベースを用いて,各適合パターンに以下の 情報を付与する.

  1. 形態素番号
  2. パターン
  3. 使用辞書
  4. 情緒名
  5. 情緒主
  6. 情緒対象
  7. (原因辞書のパターンの場合)LLF
  8. 判断条件

情報を付与した例を以下に示す.

[
l]情緒推定結果 INPUT=EXP1 花子はお年玉をもらった。

[5, "もらっ", "原因", "emotion:好ましい", "feeler:花子", "feelto:φ", "cause:厚遇", "precond:対人関係(花子,φ,nil)"]

[5, "もらっ", "原因", "emotion:喜び", "feeler:花子", "feelto:お年玉", "cause:獲得", "precond:目標実現・近(花子,お年玉,nil)"]

[5, "もらっ", "原因", "emotion:好ましい", "feeler:φ", "feelto:花子", "cause:厚遇", "precond:対人関係(φ,花子,nil)"]

[5, "もらっ", "原因", "emotion:喜び", "feeler:φ", "feelto:お年玉", "cause:獲得", "precond:目標実現・近(φ,お年玉,nil)"]

この事例では,出力情緒として《好ましい》と《喜び》を得ることができる.



Nakamiti 平成22年2月13日