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本研究のアプローチ

多くの接続表現に対して情緒性変換の性質や有無を分析し,知識ベースを構築 することが本研究の目的である.

本研究で仮定する属性が成立する根拠を示すためにはトップダウンの分析を行 う必要がある.次に,一般的な事例に対して利用可能であることを示すため にはボトムアップの分析も行う必要がある.

そこで,本研究ではトップダウンとしての語義分析と,ボトムアップとしての 事例分析を行い,それぞれで有用と判断する接続表現の情報に関してのみ知識 ベースとして構築する,というアプローチをとる.



Nakamiti 平成22年2月13日