入力日文 | ここできみに会おうとは夢にも思わなかった。 | |
日本語パターン | /y#1[/cfADV2]/tckN3に/cf(会お![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
|
英語パターン | ![]() ![]() ![]() |
|
訳出英文 | I never thought to run into you here. |
まず,入力日文「ここできみに会おうとは夢にも思わなかった。」は,日本語
パターン「/y#1[/cfADV2]/tckN3に/cf(会お
あお
逢
お
會お)うとは
/yN4は
/cf夢にも/fV5.hitei.kak
o。」に適合する.「〜に会おうとは夢にも〜」が非線形要素,
「ADV3」,「N3」,「N4」,「V5」が
線形要素である.次に,適合した日本語パターンと対に用意されている英語パ
ターン「
I
N4
never V5^past
to run into N3 #1[ADV2].」を使用する.英語パターン
の「〜 never 〜 to run into 〜」が非線形要素,「N4」,
「V5」,「N3」,「ADV2」が線形要素である.
まず,訳出文において,非線形要素「〜 never 〜 to run into 〜」が決定さ
れる.次に線形要素「N4」,「V5」,「N3」,
「ADV2」に対応する日本語を翻訳し,代入する.この時,線形要素
は複数の翻訳候補を用意し,尤度の高い組合せを選択する.なお,
「
I
N4
」は,変数に適合する形態素があれば変数を使用し,
なければ字面を使用する関数である.本例では適合しないので字面「I」が使
用される.結果,訳出文は「I never thought to run into you here.」とな
る.