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検出結果

パターン誤り種別を,英文生成実験から4種類,検出結果から25種類発見した. また,他の研究者からの誤りの報告が10種類あった.

発見した誤り種別39種類のうち,25種類の誤りについて,全体で8,012件の誤 り箇所を検出した.残りの14種類の誤り種別は,誤りパターン検出のための適 切な誤り法則を見つけることができなかった.

検出した誤り種別と誤り箇所数を表3.1に示す.


表 3.1: 誤り種別検出結果
# 誤り種別 誤り箇所数 備考
1 日本語側英数字字面の英語側変数化漏れ 49  
2 パターンの一般化誤り 36  
3 単語の変数化漏れ 2,370  
4 記号含み単語の変数化誤り 18  
5 符・句読点のOR取り込まれ誤り 189  
6 英語パターンの日本語含み誤り 3  
7 変数レベル誤り - 検出困難
8 日本語限定品詞の英語パターン現れ誤り - 検出困難
9 品詞の種類誤り 2,885  
10 変数の片側未出現誤り - 検出困難
11 変数番号重複誤り 1,027  
12 変数アライメント誤り - 検出困難
13 字面重なりの変数化誤り - 検出困難
14 OR挿入箇所誤り 15  
15 誤字 7  
16 変数と文字列連続誤り 22  
17 変数の連続 66  
18 語形変化関数間の文字誤挿入 1  
19 片側のみ引用符 20  
20 字面アライメント誤り - 検出困難
21 大括弧漏れ 76  
22 任意化範囲誤り - 検出困難
23 任意化箇所誤り - 検出困難
24 任意化漏れ 1,015  
25 動詞の人称変化誤り - 検出困難
26 語形変化関数漏れ - 検出困難
27 語形変化関数誤付与 - 検出困難
28 ハット漏れ 2  
29 同語形関数重複誤り 257  
30 品詞変換誤り - 検出困難
31 品詞変換関数内の記述誤り 12  
32 時制変化動詞誤り 114  
33 時制変化対象誤り 1,157  
34 時制の一致漏れ - 検出困難
35 ハット関数の表記誤り 3  
36 ドット関数表記誤り 4  
37 記号直後の数字誤り 27  
38 記号の選択記号内残り誤り 51  
39 選択記号漏れ - 検出困難

また,以下に誤りの具体例を示す.

日本語側英数字字面の英語側変数化漏れ
 英語原文 The chip set, dubbed the GC171, runs with a 25-MHz 386.
 英語パターン N4, V3^ed #1[the] GC171, V7 with N5 N6.

英大文字$ +$ 数字の単語が変数化されていない.そのため,英語パターンにお いてGC171は字面となっている.

パターンの一般化誤り
 日本語原文 <すること>を楽しみにして待っております。
 日本語パターン /y$ <$ /tkN1は$ >$ /cfN2>を/c楽しみにして/ycf待っております。

日本語原文における「<すること>」という抽象表現の「<>」が,パターン において字面となっている.このため,具体表現の入力文は適合しない.他 に,「〜」等の抽象表現が字面となっている例を確認している.

単語の変数化漏れ
 英語原文 He loves his daughter, while his wife hates her.
 英語パターン N1 V3 his N2, while #4[N5^poss] N6 V8 N7.

英語パターンにおける字面「his」は,名詞変数N1にあたる名詞の 所有格であると考えられるので,「his」は変数化されるべきである.

記号含み単語の変数化誤り
 英語原文 The reporter argues that Japanese firms should spend more money on R & D.
 英語パターン N6 V7 that AJ(N1) N2 should spend AJ(ADV3)^er N5 on N4 & D.

英語パターンにおいて,名詞「R & D」の「& D」が変数化されていない. 「R & D」の「R」のみが名詞変数N4となっている.

符・句読点のOR取り込まれ誤り
 英語原文 What a big nuisance! What does it matter when I get up?
 英語パターン What AJ3(OR:big) N4(OR:nuisance!) What does it 'matter'#5(^present$ \vert$ ^past) when N1(OR:I) V2(OR:get up)?

英語パターンにおいて,感嘆符が字面でなくなっている.そのため,一文目 の文末記号が出力されない.

英語パターンの日本語含み誤り
 英語原文 This is a state-of-the-art robot.
 英語パターン AJ1 is a AJ(8:最先端 12:技術: N2) N2.

英語パターンに日本語が存在する.パターン化の際の置換ミスによるものと 考えられる.

変数レベル誤り
 英語原文 Let's go under the eaves of that house to get out of the rain.
 英語パターン Let us go N4 of #1[AJ2] N3 to N(V5$ \vert$ ND5).

動詞句「get out of the rain」が単語レベル動詞変数にあてられている.

日本語限定品詞の英語パターン現れ誤り
 英語原文 If we give out four per person, there'll be one left over.
 英語パターン If $ <$ we$ \vert$ N1$ >$ V4 NUM3 per N2, there will be NUM(N5) left over.

英語パターンに変数NUMがあるが,変数NUMは日本語パター ンのみで使用と定義されている.対応する英語ではデフォルトでN を使用する.

品詞の種類誤り
 日本語原文 仕事を終えてから悪友のひとりとバーに一杯飲みに行っ た。
 日本語パターン /ytcfkN1を/cfV2(てから$ \vert$ でから)$ <$ /ytckN3は$ >$ $ <$ /ytckN4は$ >$ #1{!N5の/kNUM6と,/tcfkN7に}/tcfk一杯/tckN8に/cfV9.kako。

「ひとり」は日本語パターンでは数詞で表現されているが,本来の意図は一 般名詞表現である.

変数の片側未出現誤り
 日本語原文 あんなに驚いたことはない。
 英語原文 I have never been so surprised.
 日本語パターン /y$ <$ /tkN1は $ >$ /cfADV2/fV3.kako^rentai!ことは/cfない。
 英語パターン $ <$ I$ \vert$ N1$ >$ never V3^prp.

日本語パターンに記述されている副詞変数ADV2が,英語パターンに 記述されていない.本来は動詞変数V3の翻訳に組み込まれるよう記 述するべきである.

変数番号重複誤り
 英語原文 We watched the ship until it became a mere dot on the horizon.
 英語パターン N1 V3^past N2 until CL2.

変数N2と変数CL2はそれぞれ,「the ship」,「it became a mere dot on the horizon」にあたり,異なる要素であるが,同じ 変数番号が振られている.

変数アライメント誤り
 日本語原文 その日は荒れ模様だったので我々は出発を延期した。
 英語原文 As the weather was stormy on that day, we put off our departure.
 日本語パターン /y$1^{/cfNP1(OR: その日)は}/tcfkNP2(OR:荒れ模様).#da.kako^rentaiので/ycN3(OR:我々)は$1!VP4(OR:出発を延期し).kako。
 英語パターン As #1[the] weather was AJP(NP2(OR:stormy on that day)), N3(OR:we) VP4(OR:put off our departure)^past.

日本語パターンに置ける変数NP1にあたる「その日」及び変数 NP2にあたる「荒れ模様」の英語パターンにおける表現「stormy on that day」は変数NP2のみで表現されており,日英のパターンで変 数の対応がとれていない.

字面重なりの変数化誤り
 日本語原文 ヘッドアップ・ディスプレイ・ユニットは操縦者の計器盤の上方に取り付けられ、二重コンバイナが操縦者の前方視野に入るようになっている。
 英語原文 The head-up display unit is mounted on and above the pilot's instrument panel so that the dual combiner is in the pilot's forward field of view.
 日本語パターン /y$1^/tcfkN1(OR:ヘッドアップ・ディスプレイ・ユニット)は#2[/tcfkN3(OR:操縦者)の]/kN4(OR:計器盤)の/k上方に$1/cfV5(OR:取り付け).rareru、/ytckN6(OR:二重コンバイナ)が#7[/tcfkN8(OR:操縦者)の]/kN9(OR:前方)/tckN10(OR:視野)に/cf(入る$ \vert$ はいる$ \vert$ 入いる)(ように$ \vert$ 様に)なっ'ている'#11(.genzai$ \vert$ .kako)。
 英語パターン N1(OR:The head-up display unit) V5(OR:is mounted)^passive on and above #7[N8(OR:the pilot)']s] N4(OR:instrument panel) so that N6(OR:the dual combiner) 'is'#11(^ present$ \vert$ ^past) in the pilot's AJ(N9(OR:forward)) N10(OR:field of view).

変数N3と変数N8は,日本語ではともに「操縦者」があた るが,英語パターンにおいて,本来N3となるべき部分が N8と記述され,変数N8となるべき部分が変数化されず字 面となっている.

OR挿入箇所誤り
 英語原文 The circuit uses two 3S4 tubes in parallel as a crystal oscillator.
 英語パターン NP1(OR:The circuit) V(V6(OR:uses)$ \vert$ ND6) NUM3(OR:two) N2(OR:3S4(OR:parallel) tubes) in AJ(V4$ \vert$ ND4) as N5(OR:a crystal oscillator).

照応原文記述部である(OR:...)内に,(OR:...)が記述されている.記述され た原文と,(OR:...)を付与する変数が似た表現であるために発生したと考え られる.

誤字
 英語原文 The application was filed with U.S. Patent Office, Washington D.C., on the 27th day of August, l9xx.

年数の千の位が,数字「1」ではなく英小文字「l」になっている.

変数と文字列連続誤り
 英語原文 I'm thinking about asking her out to see a movie.
 英語パターン $ <$ I$ \vert$ N1$ >$ V5^prog about V4 N2to see N3(OR:a movie).

変数と字面が空白無く連続している.

変数の連続
 英語原文 The government makes a budget and presents it to the Diet.
 英語パターン N1 V3 N2 and V6 N4N5.

変数が空白無く連続している.

語形変化関数間の文字誤挿入
 英語原文 Your kind cooperation in this respect is greatly appreciated.
 英語パターン $ <$ Your$ \vert$ N1^poss$ >$ NP(VP2) VP5^ed.^passive{#3[ADV4]}.

二つの語形変化関数の間に不必要なドットが記述されている.

片側のみ引用符
 英語原文 I said to my brother, "Hush! Don’t make any noise."
 英語パターン N1 V4^past to N1^poss N2, "ANY3.
   

変数ANY3の直前の引用符に対応する引用符が記述されていない.

字面アライメント誤り
 日本語原文 大阪に着くまでの間、ずっと本を読み続けた。
 英語原文 I read until I reached Osaka.
 日本語パターン /y$ <$ /tkN1は$ >$ /tcfkN2に /cfV3^rentai(まで$ \vert$ 迄)の!間、$ <$ !N4は$ >$ #5[!ずっと]/tck本を/cfV6(つづけ$ \vert$ 続け)た。
 英語パターン $ <$ I$ \vert$ N4$ >$ V6^past until $ <$ I$ \vert$ N1$ >$ V3^past N2.

片方のパターンに記述されている字面がもう片方のパターンでは記述されな い.

大括弧漏れ
 英語原文 The tail of a beaver functions in the same way as a ship's rudder.
 英語パターン N3 #1[of N2] V(N7) in the same way as N5's] N6.

N5's」の直後の大括弧閉じに対応する大括弧開きが記述されてい ない.

任意化範囲誤り
 日本語原文 地下鉄が停電したため、何百人もの乗客が1時間も暗闇で立ち往生させられた。
 日本語パターン /ytcfkN1が/cf(V2.kako^rentai$ \vert$ ND2をした)!ため、/tk何百人/tckもの乗客が#3[/tcfkN4も#5[/tcfkN6]で]/cf(V7.sase.rareru$ \vert$ V7^sase.rareru)#8(.kako$ \vert$ .genzai)。

#5の大括弧はN6の直後で閉じられているが,本来は「で」の直後 で閉じるべきである.

任意化箇所誤り
 日本語原文 本学会に皆様の最も貴重なご援助とご協力を提供し続けてくださることを希望します。
 英語原文 I hope you will continue to provide your most valuable assistance and cooperation to our association.
 日本語パターン /y$ <$ /tkN1は$ >$ /cfN2に #3[/tcfkN4の]#5[!ADV6]#7[/fAJV8^rentai]/fN9と/cfN10を$ <$ /cfN11が$ >$ !V12(つづけ$ \vert$ 続け)てくださる!ことを/cfV13#14[.masu]。
 英語パターン $ <$ I$ \vert$ N1$ >$ V13 $ <$ you$ \vert$ N11$ >$ will continue to V12^base #3[N4^ poss] ADV6 #5[AJ8]] N9 and N10 to N2.

#5の大括弧が,日本語パターンでは変数ADV6にかかっており,英 語パターンでは変数AJ8にかかっている.

任意化漏れ
 日本語原文 2か所雨漏りするところがある。
 英語原文 There are two leaky places.
 日本語パターン /ytcfkN2/tkN3/fする!N4が/cf(ある$ \vert$ 在る$ \vert$ 有る)。
 英語パターン There are #1[N2] AJ(N3) N4.

英語パターンでは変数N2は任意化されているが,日本語パターンで は変数N2は任意化されていない.

動詞の人称変化誤り
 英語原文 He continues drinking though he is being seriously ill.
 英語パターン N4 continue drinking though $ <$ he$ \vert$ N1$ >$ be being ADV(AJ2) AJ(N3).

英語パターンにおいて,動詞continueは字面であるので,主語の人称によっ て人称変化しない.

語形変化関数漏れ
 英語原文 I will come of age after the new year begins.
 英語パターン $ <$ I$ \vert$ N3$ >$ VP4 after N1 V2

変数VP4に照応する原文は「will come of age」である.そのため, VP4は未来形に変化する必要がある.しかし,上記のパターンには 未来形に変化させる関数が付与されていない.

語形変化関数誤付与
 英語原文 With all his hopes dashed, he went wild.
 英語パターン With N2 dashed, N3^poss V4^past.

変数N3に照応する原文は「he」である.そのため,所有格に変化さ せる関数「^poss」の付与は必要ない.

ハット漏れ
 英語原文 We look forward to [do]ing.
 英語パターン $ <$ We$ \vert$ N1$ >$ look forward to [V(N2)ing.

現在分詞に変化させる関数は「^ing」であるが,変数 V(N2)の直後の「ing」には「^」が抜けて いる.

同語形関数重複誤り
 英語原文 He was so seriously injured that he has no hope of recovery.
 英語パターン $ <$ He$ \vert$ N1$ >$ be^past V(N2)^past^past^passive{ADV(AJ3)} that $ <$ he$ \vert$ N4$ >$ have no hope of recovery.

変数N2に,同一種類の語形変化関数が付与されている.

品詞変換誤り
 英語原文 Let's go under the eaves of that house to get out of the rain.
 英語パターン Let us go N2 of NP1 to N(V3$ \vert$ ND3).

変数番号5の変数に照応する原文は,動詞句「get out of the rain」である. よって,名詞変数への変換は誤りである.

品詞変換関数内の記述誤り
 英語原文 I have given my master notice that I leave next month.
 英語パターン $ <$ I$ \vert$ N4> have given $ <$ my$ \vert$ N1^poss$ >$ V($ <$ I$ \vert$ N2$ >$ ) notice that N2 VP3.

品詞変換関数内に,変数以外の要素が記述されている.変数の置き換え作業 のミスによる誤りであると考えられる.

時制変化動詞誤り
 英語原文 It takes many years of training for you to have as good a command of English as he does.
 英語パターン It V7#8(^ present$ \vert$ ^past) #4[N(REN5)] of N6 for $ <$ you$ \vert$ N3$ >$ to have as good a command of N1 as N2 'does'#9(^present$ \vert$ ^past).

時制を変化させる関数がかかっている動詞が原形でない.

時制変化対象誤り
 英語原文 I don't like to take the train during the morning and evening rush hours.
 英語パターン $ <$ I$ \vert$ N1$ >$ do not 'like'#6(^present$ \vert$ ^past) to V5^base N4 during N2 N3.

上記パターンは否定形の文であるので,時制変化関数は「like」ではなく 「do」にかかるべきである.

時制の一致漏れ
 英語原文 When he is happy he breaks into a hum.
 英語パターン When N1 be AJ2 $ <$ he$ \vert$ N3$ >$ 'breaks'#5(^present$ \vert$ ^past) into N4.

上記パターンの動詞「be」と「break」は時制を一致させるべきである.

ハット関数の表記誤り
 英語原文 My younger brother took out what little pocket money he had, and bought me a scarf as a present.
 英語パターン $ <$ My$ \vert$ N1^poss$ >$ N2 N(V5)_past what little N4 N(REN3) had, and bought N6^obj N7 as a present.

過去変化関数は「^past」だが,「_past」と誤って記述さ れている.

ドット関数表記誤り
 英語原文 The incident did not assume as serious proportions as had been feared.
 英語パターン N2 did not assume as serious proportions as V1^psp.p.

「.p」という関数は定義されていない.変数V1に照応する原文は 「had been feared」であり,「^psp」は過去完了形に変化 させる関数であるので,「.p」は受身形に変化させる関数 「^passive」の誤りであると考えられる.

記号直後の数字誤り
 英語原文 You bother other people if you talk in the reading room of the library.
 英語パターン $ <$ You$ \vert$ N6$ >$ V($ <$ you$ \vert$ N1$ >$ 0) #7[AJ(N8)] N9 if N1 V(N5) in N4 #2[of N3].

記号の直後に数字が記述されている.変数番号が二桁になることを考慮せず 置き換え作業を行ったことによるあやまりだと考えられる.

記号の選択記号内残り誤り
 英語原文 Anyone who has confidence in himself, go ahead and take a crack at it.
 英語パターン Anyone who has N2 in $ <$ himself,$ \vert$ N1^reflex$ >$ go ahead and take a crack at $ <$ it$ \vert$ N3^obj$ >$ .

ピリオドやコンマなどの文末記号が,選択記号内に取り込まれており,なお かつ一方にのみ記述されている.このため,選択次第では文末記号が訳出さ れない.

選択記号漏れ
 日本語原文 万難を排して目標を達成してほしい。
 英語原文 I hope you'll attain your goals in the face of all the difficulties.
 日本語パターン /y$ <$ /tkN1は$ >$ /tcfk万難を/cf排して$ <$ /ytckN2に$ >$ !N3を/cf達成してほしい。
 英語パターン $ <$ I$ \vert$ N1$ >$ hope you will attain $ <$ your$ \vert$ N2^poss$ >$ N3 in the face of all the difficulties.

英語パターンの「you」に対応する日本語パターンの表現は変数N2 であると考えられる.日本語パターンにおける変数N2は補完要素で あるので,英語パターンの「you」は,「you」と変数N2の選択記号 で記述されるべきだと考えられる.


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平成20年6月20日