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実験手順

(1)
認識に使用する単語として選んだ男性話者,女性話者それぞれ10単語を重ね合わ せて,100単語のクロストーク音声を作成する.なお,選んだ単語 は表1に載せる.作成したクロストーク音声の例 を表2に載せる.
(2)
HMMを,「1state 1mixture」と「3state 4mixture」において作成する.なお,


(3)
認識に使用する単語のモデルを,それぞれの音素のHMMを並べ作成する.具体的 な例を,前章の図10に示す.
(4)
各モデルにおいて,PMC法により認識率を求める.また,比較のために, 「1state 1mixture」と「3state 4mixture」のHMMを使い,単純法とマルチパス法で認識率を求める.


表 1: 実験に使用した単語
男性話者 女性話者
悪質(akusitsu) 足元(asimoto)
聞こえる(kikoeru) 可愛い(kawaii)
加える(kuwaeru) 勤勉(kiNbeN)
失恋(sitsureN) 細々(komagoma)
優れる(sugureru) すまない(sumanai)
そのうち(sonouchi) 対策(taisaku)
中毒(chuudoku) 手拭い(tenugui)
内容(naiyou) 天才(teNsai)
暴力(bouryoku) 滅ぼす(horobosu)
わざわざ(wazawaza) 欲張る(yokubaru)


表 2: クロストーク音声(悪質と重畳した例)
入力音声番号 男性話者 女性話者
1 悪質 足元
2 悪質 可愛い
3 悪質 勤勉
4 悪質 細々
5 悪質 すまない
6 悪質 対策
7 悪質 手拭い
8 悪質 天才
9 悪質 滅ぼす
10 悪質 欲張る


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平成20年5月16日