現在,離散記号処理には手動の部分が含まれている.離散記号処理の 全自動化のため,以下を課題とする.
/y 適合部分を翻訳し,ITM 訳出文に挿入した後, ALT-J/E によって 出力された接続詞に誤りがある場合に,以下の方法を検討している.
共起要素の具体例を以下に示す. なお,太字部分が共起要素,CL は節を示している.
/y 適合部分の語尾別の翻訳知識の例を以下に示す.
日本語表現 | 英語表現 | |
1 て 2 。 | 2 when 1 . | |
1 前に 2 。 | 2 before 1 . | |
1 と 2 。 | 2 when 1 . | |
As soon as 1, 2 . | ||
1 であれば 2 。 | If 1, 2 . | |
… | … |
現在,ITM で使用する文型パターンは入力文と日本語文型パターンの照 合の後に,手動で選択している.この自動化のため,多変量解析の手 法が検討されている[5,6]. この手法によれば,単語レベルパターンにおいて 83% の割合で最適 なパターン選択が可能である.