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付与されていた情緒タグの件数の高いパターン上位10件を表10に示す
(「*」は任意を表す).なお, の値でソートしている.
の値でソートしている.
| 対話行為 | パターン | 《P》 | 《N》 | 《A》 | 《S》 | 《なし》 |   | 件数 | |||||||||
| 〔要求,プラン,非過去,想像〕 | CLV ^ なさい。 | 26% | 5% | 47% | 1% | 12% | 331 | 118 | |||||||||
| 〔要求,プラン,非過去,想像〕 | CLV ^ よ。 | 25% | 14% | 48% | 5% | 2% | 320 | 44 | |||||||||
| 〔要求,プラン,非過去,否定〕 | CLV ^ ないでよ。 | 17% | 19% | 64% | 0% | 0% | 297 | 42 | |||||||||
| 〔要求,プラン,非過去,想像〕 | CLV ^ てね。 | 58% | 21% | 8% | 2% | 4% | 76 | 53 | |||||||||
| 〔要求,プラン,非過去,想像〕 | CLV ^ う。 | 83% | 8% | 6% | 0% | 2% | 61 | 157 | |||||||||
| 〔要求,プラン,非過去,想像〕 | CLV ^ て。 | 59% | 10% | 12% | 3% | 4% | 58 | 110 | |||||||||
| 〔要求,プラン,非過去,想像〕 | CLV ^ うよ。 | 84% | 3% | 7% | 2% | 2% | 57 | 58 | |||||||||
| 〔要求,プラン,非過去,想像〕 | CLN。 | 74% | 3% | 11% | 0% | 5% | 54 | 66 | |||||||||
| 〔要求,プラン,非過去,想像〕 | CLV ^ てよ。 | 51% | 14% | 30% | 1% | 2% | 33 | 174 | |||||||||
| 〔要求,プラン,非過去,想像〕 | CLV ^ 。 | 40% | 7% | 34% | 7% | 7% | 11 | 120 | 
表10から次のことが言える.
^ 」を含むパターンでは《A》が強い.
」を含むパターンでは《A》が強い.
^ なさい。】で《A》が強いのは,主に親が子を叱る時に使う言い方だからである.
なさい。】で《A》が強いのは,主に親が子を叱る時に使う言い方だからである.
^ う。】と【CLV
う。】と【CLV^ うよ。】で,その傾向が顕著である.
これは,「要求」という対話行為の中でも特に,相手を誘う場合に使われる言い方だからだと考えられる.
うよ。】で,その傾向が顕著である.
これは,「要求」という対話行為の中でも特に,相手を誘う場合に使われる言い方だからだと考えられる.
^ ないでよ。】は《P》が弱く《A》が強い.補助属性が「否定」か「想像」かで
情緒的傾向の違いがあるかどうか,〔要求,プラン,非過去,想像〕のパターン全体と〔要求,プラン,非過去,否定〕のパターン全体のそれぞれについて
情緒成分の平均値を求めたところ,数値に顕著な差が見られた.
表11にその値を示す.
ないでよ。】は《P》が弱く《A》が強い.補助属性が「否定」か「想像」かで
情緒的傾向の違いがあるかどうか,〔要求,プラン,非過去,想像〕のパターン全体と〔要求,プラン,非過去,否定〕のパターン全体のそれぞれについて
情緒成分の平均値を求めたところ,数値に顕著な差が見られた.
表11にその値を示す.
| 補助属性2 | 《P》 | 《N》 | 《A》 | 《S》 | 《なし》 |   | パターン件数 | 
| 想像 | 52.4% | 12.8% | 23.2% | 2.1% | 3.5% | 274 | 136 | 
| 否定 | 15.1% | 29.4% | 47.8% | 3.0% | 0.3% | 44 | 28 | 
 
 
 
 
 
 
