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今後の課題

以上の考察から,文末表現選択の向上として

が課題として示された. また,実験の際の留意点として が示された.

964件のパターンが得られたが, 情緒成分の数値が高い文末表現から選んでいくという手法を取ったために, 数あるパターンをフルに生かすことができないという欠点も見つかった. 今後は時制や性別,敬語などの属性を付与することで パターンの利用性を高めたい.

意図属性を付与できなかった文末表現に関しても, 例えば人名を含んでいたために使わなかった文末表現は 人名の部分を変数化することで用途を持たせるなど, 新たな利用法が考えられる.



平成19年2月16日